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【勝手気ままに映画日記】2022年4月

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4月7〜8日、突然のお誘いをいただいて奥只見丸山スキー場へ、2年ぶりのスキー。春雪は重く、あまりうまく滑れなかったけど、でも晴天で気持ちよく楽しめました。 パノラマで撮った!正面は丸山岳・梵天岳、右奥には燧ケ岳、至仏山があるはずだけれどよくわからない…   浦佐駅から望む八海山 帰宅翌日4月9日、戸倉三山縦走16.6Km、さすがにこれは疲れました! ①森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民②親密な他人③ドント・ルック・アップ④ウェスト・サイド・ストーリー⑤ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりかあさん~➅香川一区⑦私はヴァレンティナ➇やがて海へと届く⑨チタン⑩アネット⑪選ばなかったみち⑫見えるもののその先に ヒルマ・アフ・クリントの世界⑬ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密⑭ある職場⑮ニワトリ・フェニックス⑯バーニング・ダウン 爆発都市⑰誰かの花⑱英雄の証明⑳ちょっと思い出しただけ㉑月老 また会う日まで㉒アンラッキー・セックスまたはいかれたポルノ(監督自己検閲版)㉓インフル病みのペトロフ家 4月からオール・フリータイムに!いっぱい遊び、映画もよく見ました。日本映画が①②⑤⑥➇⑭⑮⑰⑳と多く、中国語圏映画は⑯㉑の2本。あとはそれこそさまざまでした。 なかなか個性的で工夫や、クセもある映画が多かった気がします。 ★はなるほど! ★★はうんうん! ★★★はおススメ、というところでしょうか。あくまで個人的な感想ですが…。 山歩きは  4月9日奥多摩・戸倉三山(刈寄山~市道山~臼杵山)縦走 4月16~17日 丹沢・蛭が岳(蛭が岳山荘泊)~丹沢山~塔ノ岳~鍋割山 縦走 4月29日 奥秩父・両神山 でした。どれも眺望のよい(はずの)山なのですが、天気にはあまり恵まれず、今月も富士山の写真はウーン(丹沢からちょっとだけ)。       ①森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民 監督:金子遊 出演:伊藤雄馬 ムラブリの人々 2019日本(ムラブリ語、タイ語 北タイ語 ラオ語 日本語)85分 タイ北部フワイヤク村に400人、他にタイ・ラオス2か所に10数名ずつ、かつて一つの民族だったものが分かれて100年余り、言葉も変わり、他グループを「悪い人」「人食い」としておそれるような状況下、現地のことばを駆使する若い日本人の言語学者がタイ側とラオス側を繋ぐ・・・電気なくガスなく

【勝手気ままに映画日記】2022年3月

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春です!丹沢・松田山~高松山ミニ縦走。松田山・西平畑公園からのミニ富士(3/5) 河津桜と菜の花 満開でした! 3月はこのあと大阪アジアン映画祭に。法事で若狭への旅もあって、山は残念ながらこの1回だけ。4月は、さあ、歩けるか?ちょっと心配しています。  大阪アジアン映画祭をのぞく3月上旬と下旬(4月1日まで)に見た20本です。  ①マヤの秘密②トラベラー③風が吹くまま④ブルー・バイユー(青い入り江)⑤牛久➅パーフェクト・ケア⑦ボストン市庁舎➇金の糸⑨チェチェンへようこそ⑩麻希のいる世界⑪パワー・オブ・ザ・ドック⑫れいこいるか⑬トルソ⑭ガンパウダー・ミルクシェイク⑮林檎とポラロイド⑯行路死亡人⑰ナイトメア・アリー(悪夢小路)⑱ベルファスト ⑲森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民 ⑳親密な他人                 日本映画⑤⑩⑫⑬⑯⑲⑳(ただし⑤⑩は「日本語映画」とはいえない?一部日本語はありますが)アカデミー賞のノミネート作品などを拾ってみていた月です。ほかに3月は大阪アジアン映画祭16本 中国語圏映画はこちらに回し、欧米の映画がほとんどでした。 第17回大阪アジアン映画祭2022(+大阪中之島美術館) (miekobayashi01.blogspot.com) ★は「なかなか」★★は「満足」★★★「おススメ」という感じでしょうか。もちろんあくまで個人的感想ですが…。 ①マヤの秘密 監督:ユバル・アトラー 出演:ノオミ・ラパス ジョエル・キナマン クリス・メッシーナ エイミー・サイメッツ2020米97分 ★★ 1950年代、ルーマニア出身アメリカ人医師と結婚しアメリカで暮らすマヤが、ある日同じ町の中でかつて自分や妹たちを襲い凌辱したナチスの兵士?に出会う。すごい集中力で彼を拉致して車のトランクに詰め込んで…、それを知った夫は困惑するが、彼女とともにその男トーマスを自宅地下室に監禁する。あとはひたすら執拗に自白を迫るマヤと、あくまでも否認し自分はスイス出身だと言い張る男に、妻の方への疑念?ーマヤは過去の経験におびえ悪夢をみて精神科にかかったりという過去があるーもなくはなく男の出自などを夫なりの方法で調べたりする。 トーマスが夜中に逃げようとして大声で叫んだりしたことから近所からの通報で警官が、行方不明の届を出したトーマスの妻を連れてやった来たりもするが、何と

第17回大阪アジアン映画祭2022(+大阪中之島美術館)

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大阪アジアン映画祭おもな会場のABCホール・ここは中津藩蔵屋敷跡で福沢諭吉の生誕地         蔓延防止条例下、いささかの心配もしながらも、3回のワクチン接種も終わったし決行! 3月15日~19日までの大阪アジアン映画祭参加、4泊5日で頑張って16本。間に半日は2月に開館した中之島美術館の開館記念展もしっかり楽しんできました。 開幕・閉幕作品鑑賞券つきのサポーターチケットも買ったのですが、日程の都合で劇場公開待ちにということで鑑賞できず。 21日映画祭は閉幕、受賞作品が発表されましたが、なんと賞に絡んだのは『初めて好きになった人』『アニタ』の2作品のみ…。ウーム,みんないい作品だったんだけどなぁ…。 劇場公開待ちの楽しみが増えたと思うことにします。 ①おもちゃ映画で見た日中戦争②ママの出来事③アミラ④初めて好きになった人 (喜歡妳是妳)⑤ノーランズ・マン➅徘徊年代⑦宇宙探索編集部➇赤ザクロ⑨野蛮人入侵⑩修行⑪シャンカルのお話⑫ブルドーザー少女⑬アニタ⑭黄昏をぶっ殺せ(殺出個黃昏)⑮女子學校 デジタルリマスター版⑯縁起よき時 (良辰吉時) 【文末番号は今年見た映画の通し番号です】 ①おもちゃ映画で見た日中戦争ー黄色い大地からー 監督:太田米男 音楽・ピアノ演奏:柳下美恵 2022日本 モノクロ94分 「おもちゃ映画」とは昭和初期手回し映写機で映写された30秒から3分くらいの短編というよりフィルム片だったり、アニメーションだったりのこととか。 この映画は京都でおもちゃ映画ミュージアムを主催する太田氏が、おもちゃ映画に加えて(というかどちらかというとそちらが中心だが)当時のニュース映画映像とか、ホームビデオとかで大正天皇崩御から敗戦までの日中戦争時代の歴史を字幕で綴りながら(この分量が案外多くて疲れたが)映像を挿入していくという企画。 見覚えのある?映像もあったが、当時のアニメーション、にこにこ笑いながら中国兵を攻撃する日本兵とか歯をむき出した中国兵の造形とかにぞっとしつつ、アニメーションとしての動きとか配置など作り方はかなり洗練されているのを興味深く見る。柳下氏のピアノ演奏つきだが、迫力があってついつい引き込まれると映像の方が飛んでしまって音楽に浸る感じになってしまうのが問題といえば問題かも。それはそれとして映画祭でなければなかなか見られないような映画で、映画祭1本

【勝手気ままに映画日記】2022年2月

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大岳山頂上よりパノラマで撮ってみました~~富士山も写っているのですがわかるでしょうか?(2月24日) こちらが拡大版です。左側の白っぽいのは雪だまり。 ①コーダ あいのうた②フレンチ・ディスパッチ ザ・リヴァティ・カンザス・イブニング・サン③355④再会の奈良(又見奈良)⑤フタリノセカイ➅69歳⑦三度目の、正直➇奇跡⑨理大囲城⑩怒りの日⑪名付けようのない踊り⑫インタヴュアー(個人的な問題についてのいくつかのインタヴュー)⑬幸福⑭ブバ⑮DUNE砂の惑星⑯最後の決闘裁判⑰ある歌い女の思い出⑱ヌーラは光を追う⑲時の終わりまで⑳ジハード・フォー・ラブ㉑泣けない男たち㉒天国と大地の間で㉓ソフィアの願い㉔アジムの母、ロナ㉕結婚式㉖傘㉗音楽家たち㉘井戸㉙私のお祖母さん㉚スヴァネティの塩㉛少女デドゥナ㉜大いなる緑の谷㉝ゴヤの名画と優しい泥棒(THE DUKE)㉞国境の夜想曲㉟白い牛のバラッド㊱ホームワーク ➇⑩カール・テオドア・ドライヤー特集 ④⑨中国語映画 ④⑤⑦⑪日本映画 ⑫⑬⑭㉕㉖㉗㉘㉙㉚㉛㉜ジョージア映画祭 ⑰⑱⑲⑳㉑㉒㉓㉔イスラム映画祭 ㊱特集「そしてキアロスタミは続く」(ちなみに㉞㉟㊱もイスラム圏映画) ★はあくまで個人的感想ですが、印象的だったりお勧めしたい映画。映画末の番号は、今年になってみた映画の通し番号です。 2つの映画祭で神保町と渋谷を行ったり来たり(とはいっても半蔵門線1本で15分くらいですが)大忙しの1週間を含んで、けっこう多彩な映画を見た2月でした。 山は 2月5日 幕山~南郷山 2月15日タケ山~ダルマ沢頭~シタンゴ山    2月24日 御岳山~大岳山~鋸尾根~愛宕山  のいずれもミニ縦走でした。 ①コーダ あいのうた 監督:シアン・ヘダー 出演:エミリア・ジョーンズ フェルティア・ウォルシュ=ビーロ マリー・マトリン トロイ・コッツアー ダニエル・デュラント エウへニオ・デルぺス 2021米ビスタ 112分  1月に藤原帰一氏がBS1の『映画で見る世界の今』で紹介していて気になりつつ、いつの間にやら終わり近い?ということで夜の鑑賞。 コーダ(CODA)とはChild Of Deaf Adultの略で耳の聞こえない両親の子どものことだそう。聾唖の両親と兄を持った漁師一家の娘ルビーは幼い時から家族と外の人々の通訳として、いつも家族とともに在ったが、歌好き