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【勝手気ままに映画日記】2018年6月

①軍中楽園②女は二度決断する③いつだってやめられる-10人の怒れる教授たち④モリのいる場所⑤ザ・スクエア 思いやりの領域⑥馬を放つ➆羊と鋼の森➇ダンケルク⑨君の名前で僕を呼んで➉アイ・トーニャ 史上最大のスキャンダル⑪万引き家族⑫ウタモノガタリ⑬修道士は沈黙する⑭焼肉ドラゴン⑮ガザの美容室⑯海を駆ける⑰心と体と⑱ロンドン、人生始めます⑲シンガポールへ、愛をこめて⑳ニワトリ★スター 中国語圏映画①⑲ 日本映画④⑦⑪⑫⑭⑯⑳ ①軍中楽園 監督:ニュウ・チェンザー 出演:イーサン・ルアン レジーナ・ワン チェン・ジェンビン チェン・イ―ハン 2014台湾 133分  以下は2014年台湾で見たときの感想。今回見てみて、より鮮明に分かった?ところもあったけれど、基本的な感想はほぼ同じ。ただし歴史の記憶としてこのような事実があったということは映画に残す価値があると思うし、美しく書かれてはいるが、特に美化したり、正当化したりはしてはいないなとは思った。 10月4日 台湾 台北長春国賓劇院 ☆☆☆ 要は軍隊の慰安所を肯定して?描いた映画、後味が悪い、金門島にいわば閉じ込められた兵士たちが高粱酒を飲み、女を買う姿を描いただけと悪評?もあり、日本では公開もないかなと恐る恐る、土曜夜の劇院へ。30分ぐらい前につくが最前列の6席のみが残っているという状況。ただし32席という極めて小さい会場だが。まあ画面の大きさもそこそこなので、首が痛くなったり目が痛くなったりというほどのことはないが。で、聞くと見るとの印象は大違いだった。 1969年、金門島に配属された若い兵士は水泳訓練で落ちこぼれ、「軍中楽園」または一般には八三么(basanyao=電話番号からとか)と呼ばれる慰安所(特約茶室とも)に配属されて、待応生と呼ばれる兵士相手の慰安婦の管理・世話役をすることになる。そこでのさまざまなエピソード、恋人と引き裂かれ連行された字の読めない上司の恋慕(台湾語、北京語、客家語等々入り混じる部隊内ではどうも言葉も今一通じないらしい)部隊内で虐待され慰安婦の一人と逃げる兵士、そしてイーサン・ルアン演じる主人公も刑務所から刑期の短縮を条件に送られている一人の慰安婦にほのかな恋情を抱く。この慰安所にいるのは一般的な娼婦のほかに、私娼として摘発された娼婦が送られたりもしたらしいが、特