【勝手気ままに映画日記+山ある記】2026年8月【中途速報版】
「夜明けの前に」ラスト近く、洗濯ものを干す父と息子(明るい高雄の空)とりあえず拝借 まだまだ山には登れません…暑くて暑くて。しばらくは映画日記を順次更新していくつもり。8月は論文も書いているのでチョー多忙です。 【8月の映画日記】 ①アリス・ギイ短編集 ②マッチ売りの少女 ③ 夜明けの前に ④一八九五 ⑤優雅な邂逅 ⑥ 霊山 ⑦土地 ⑥霊山 監督:蘇弘恩 出演:テム・テルン 2015台湾(タロコ語・台湾華語・日本語) 60分 『猟師兄弟』⑯ の蘇弘恩監督が、自身の祖父の人生と生活を描いたドキュメンタリー。蘇監督自身が、映画を撮り始める前まではタロコ族の生活をほとんど知らなかったとのことだが、ここに出てくる祖父は日本にもいそう?な風貌・身じまいで、日々の雑事を淡々とこなし、時にブタやニワトリを屠り神にささげるというようなこと(今の日本でこういうことをする老人がそんなにいるとも思えず)もするが、ウーン。山の景色も時々出てくるが、私の知ってるというか印象にある台湾の高山・深山という雰囲気ではないかな…。次の⑦と2本立て一作品になっていて、むしろその組み合わせ自体が面白い。 ⑦土地 監督:蘇弘恩 出演:テム・テルン ディディ・テラン シガイ・テム 李岳承 2017台湾(タロコ語・台湾華語)20分 こちらは20分だがしっかりした劇映画!最初は弟ハロンが車にブタを乗せてやってくる。巫女が祈りを捧げ、集まった人々(5人くらい?)がブタを土地の神?に生贄として屠る。その中に、ハロンの父テム(⑥のテム・テルンが演じている)もいる。家には町からやって来た陳がハロンを待っていて、彼はハロンに田んぼにしている土地を売るように(すでに何回か)持ちかけている。兄のシガイもすでに印を押した、周りの人々はみな土地を売り開発に協力している、とせっつくが、ハロンは「父が田を耕しているから…」とうなずかない。まさに『猟師兄弟』でも描かれた土地収用と近代化と、それに抗いというか元のまま伝統的な暮らしを続けたい原住民族の姿を描き、短いのだが説得力がある作品だ。 (8月2日 臺灣電影祭2026 中野区役所ナカノバ 157) ⑥⑦終了後に、この映画祭のキュレーターである稲見久仁子さんのレクチャー 「台湾原住民を撮る、台湾原住民は撮る」 があった。こちらもなかなか興味深く… ⑤優雅な邂逅 ( 優雅的...