【勝手気ままに映画日記+山ある記】2026年8月【中途速報版】
「夜明けの前に」ラスト近く、洗濯ものを干す父と息子(明るい高雄の空)とりあえず拝借 まだまだ山には登れません…暑くて暑くて。しばらくは映画日記を順次更新していくつもり。8月は論文も書いているのでチョー多忙です。 【8月の映画日記】 ①アリス・ギイ短編集 ②マッチ売りの少女 ③ 夜明けの前に ④一八九五 ⑤優雅な邂逅 ⑥ 霊山 ⑦土地 ⑧ 軍服を着た神様 ➇軍服を着た神様 監督:遠藤協 出演:(旅人)藤野陽平 (語り)中西レモン 2025日本 107分 監督は、観客がこの映画を「台湾では日本の軍人が軍神として祀られている?」とみるのではないかといっていたが、まさにそんなことあるのか?と見に行った私。会場に着くなり、「昨日はありがとうございました」と声をかけてきた女性は、1日びっちり詰めた3日の「臺灣電影祭」に来ていた方らしく、「ありがとう」というのはご本人が台湾出身だからということらしい。フーン。私が台湾で、日本映画を見に来ている人に「ありがとう」というかな?と思うと、ありがたいというか、それが台湾人なのか…??で、実はこの映画は日本人が作った日本映画。出演者にクレジットされているのは、1874年台湾出兵時にパイワン族に首を刈られて戦死した日本の軍人、日中戦争当時、台南で墜落死したパイロット(人家を避けて墜死したとして神として祀られた)、また東シナ海で戦艦で撃沈戦死、遺族がこの海に(もちろん戦後)位牌を流して慰霊した、その位牌が流れ着き3回にわたって同じ漁師の網にかかったことから地元の村で祀られた、いずれも日本の軍人で軍服姿の像などが祠に祀られている。台湾にはそういう神様の祠が50ぐらいあるというのだが、そういえば日本統治時代の警察官が台湾人によって神として祀られているという(この映画にも出てくる)話は聞いたことがあった。彼ら神様は恩を与えられたとか、非業の死によって祟りを恐れたとか、そして若くして死んで子孫もいないので後を世話しないとこの世とあの世の狭間で「鬼(亡霊)」として迷って祟るとかによって台湾の地元の人々が「地位の低い神様」として祀るのだそう。そして神様も修行によって、あるいは供養によってだんだんと成長して地位の高い神様にもなっていくものらしい。というわけで日々供養をする台湾の人々とか、互いに探し当てて出会う日本の遺族と台湾の人々との出会いと...