【勝手気ままに映画日記+山ある記】2026年3月(中途速報版)
まだ「山ある記」の記事なく…。2/28~3/1大阪・近畿大学へ研究会に…(期間限定写真です) 今月も順次、見た映画と登った山についてご紹介していきます。 【3月の映画日記】 各映画の末尾の数字は今年になって劇場で見た映画の通し番号です ①木挽町のあだ討ち ②嵐が丘 ③私のすべて ④センチメンタル・バリュー ⑤枯れ木に銃弾 ⑥椰子 の高さ ⑦長孫ー家族の季節 ⑧成績表のキム・ヨンミン ⑨しあわせな選択 ⑩1923 ⑪夜鶯ーある洋館での殺人事件(揚名立万) ⑪夜鶯ーある洋館での殺人事件(揚名立万) (英題:Be Somebody) 監督: 劉循子墨 出演:尹正 鄧家佳、喻恩泰 楊皓宇 秦霄賢 張本煜 2021年 中国123分 1940年代、上海の洋館に集められた映画関係者ー老三事件を題材に映画を作るというプロデューサーが集めたのは、落ち目だったり、わけありだったりという連中で、意欲も必ずしもあるわけではない。そこにそれとは知らされず参加しているのはこの事件の犯人である死刑囚と付き添い?の刑事。こんなとんでもない設定の中で、記者として失敗して転身したが目の出ない脚本家( 尹正)が、語り手というか謎を解く人物として事件の真相に迫っていく中で、犯人の口からこの事件の悲しい真相ー多分?日中戦争で戦死した父親を持ち、父の同僚だった男の助けを得て上海で歌姫になる娘の悲劇ー権力にものを言わせた老三(三人の有力者)の蹂躙と、それゆえに制裁されるという過程ーと再生が語られるが…。映画好き?の映画作りの映画かしらんとも思われるし、現代映画が作りにくい?中國状況の反映したオールド上海映画(だろうが、登場人物はあまり1940年代の人という感じはしない)かなとも思うし、豪華なセット?の洋館や飾られたドラクロワの絵(これも事件のテーマに直結している、らしい)とかビジュアル的に楽しませつつ、多くの場面は室内限定という感じで舞台劇のような作り。また、役者たちが、ポスター写真や死んだりする見せ場になるとそれまでの少し抜けたようなとぼけ顔から一転して美男角度で撮影されてしまうのもーとはいえ尹正は一貫してちょっと太目の丸顔っぽくて??この人もっと池面じゃなかったっけ?と思えるのが面白いーなどなど、語るところは多い、なかなか凝った映画に...