【勝手気ままに映画日記+山ある記】2026年3月(中途速報版)
まだ「山ある記」の記事なく…。2/28~3/1大阪・近畿大学へ研究会に…(期間限定写真です) 今月も順次、見た映画と登った山についてご紹介していきます。 【3月の映画日記】 各映画の末尾の数字は今年になって劇場で見た映画の通し番号です ①木挽町のあだ討ち ②嵐が丘 ③私のすべて ④センチメンタル・バリュー ④センチメンタル・バリュー 監督:ヨアキム・トリアー 出演:テナーテ・レインスべ ステラン・ステラスガルド インガ・イブスドッテル・リッレオース エル・ファニング 2026ノルゥエー・デンマーク・フランス・ドイツ 133分 1月に見た 『リプライズ』 ⑨のヨアキム・トリアー監督の最新作。見るか見ないかと迷った面倒くささは「健在」?だが、一軒の「家」をモノローグの主体?として一家の歴史を絡めながら、母の葬儀に際して15年前に出て行った有名映画監督の父を迎えることになった姉妹の特に姉の方と父との確執と、まあ和解までを描くというわけで、テーマとしては彼の作品としては『 わたしは最悪 』②に続いて、まあわかりやすいとは言ってよさそう。幼い頃父の映画に出演して楽しく、世にも知られた妹は歴史の研究者になり結婚し、息子もいて、安定している。一方の姉は舞台女優として活躍はしているが精神的にはかなり追い詰められ不安定?で主演の舞台に出られずパニック状態になるような場面がけっこう延々と描かれたり…。その姉娘に、父は新作の脚本を見せて主演するように言う。しかも舞台としては姉妹が父母と過ごし、母が亡くなるまで住んだ、歴史もある家だというので、姉娘は拒否。すると父はアメリカの新進の若い女優レベッカを主演に立てる…ということでこの映画、老いた監督の来し方と行く末までも見据えるような映画作りの映画という側面ももっているが、ウーン。それらのからみが物語として最終的に収束するようには作られていない感じで、エピソード的なというか場面場面の意味は分かるのだけれど、なんかそれぞれが姉妹とどのような関係にあるのかーたとえばこの家で死んだ祖母はナチスの抵抗者であったということも語られるが、それが現在の家族にどのような影響をあたえているのかは(建物・血筋?の「家」ということをのぞいては)イマイチわからない。ただ、姉娘が結婚せず、子供もいない、恋人はいるが今一つ心を許せる存在ではない...