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【勝手気ままに映画日記】2020年7月

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コロナ第2波?長い長い梅雨の7月でもあり、全然遠出もできず 近くの映画館でくすぶっていました。チラシもなくて、でも印象的だったポスターから… それにしてもなんか暗い画面です。 ①マザー②ロニートとエスティ③その手に触れるまで (Le jeune Ahmed)④コリー二事件⑤マルモイ・ことばあつめ⑥イップ・マン4完結⑦ダンサーそして私たちは踊った⑧うたのはじまり⑨なぜ君は総理大臣になれないのか⑩さらばわが愛、北朝鮮⑪スキン⑫スキン短編⑬最高の花婿アンコール⑭お名前はアドルフ⑮17歳のウィーン―フロイト教授の人生レッスンー⑯プラド美術館ー驚異のコレクションー⑰追龍⑱シークレット・ジョブ⑲一度も撃ってません⑳カセットテープ・ダイアリーズ㉑コンフィデンスマンJPプリンセス編㉒ウエイブス 中国語圏映画は2本のみ、韓国映画は3本、日本映画も3本 今回はあくまで私にとって吸引力があったという意味で★をつけてみました。最高3個。 最後の( )の中の数字は、1月から劇場で見た映画の通し番号です。 ①マザー 監督:大森立嗣 出演:長澤まさみ 奥平大兼 郡司翔 阿部サダヲ 夏帆 皆川猿時 木野花 2020日本 126分 ★ うーん、126分、これでもかこれでもかと、長澤まさみ演じる母のダメっぷりを見せられて、その母大好きな少年がこれでもかこれでもかと追い詰められていくのを見せられて、決して後味がよくはないが、母も子(15から17歳ぐらいは奥平大兼、幼年期―郡司翔…こちらはあまり誰も言わないようだが、奥平にも勝るとも劣らぬ好演だと思う)も、そろって熱の入ったというか入らないように演じながらの熱演でその世界から見ている方も抜け出せない苦しさというか息詰まるような感じの映画。ちらりとだけれど、「まとも」な妹に比べられ、学校でもいじめられ自尊心を持てずにパチンコ屋、元ホストのダメ男や、幼い息子に依存し、福祉課の市役所職員や、投宿するラブホの若いオーナーや、息子の雇い主までも篭絡する母のカナシイふてぶてしさやたるみ、既にそこから抜け出せなく、抜け出そうともしなくなっている姿を演じて特に長澤は今までにない境地を見せている。 最後に少年が言う「お母さんが好き」ということばに集約されているのがこの映画のテーマだが、うーん、現実的にあそこまでやられてまだ好きってあり得るんだろうか。それとこの映画の中