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秋の映画祭から 2020/10~11

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今年もやってきました秋の映画祭シーズン!なぜか、いつもはひと月くらいずれていた、東京国際映画祭と、東京フィルメックスがほぼ重なっての開催。六本木と有楽町を行ったり来たりの日もありましたが、フィルメックスは残念ながら見落としも多かった…。日本橋での中国映画週間も合わせて、たくさんの中国語圏映画を見ました。 2020東京 中国映画週間(c)  C①若者たちの賛歌(老師・好)C②京劇映画‐大暴れ孫悟空 C③THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女 C④陰謀の渦(铤而走脸)C⑤香山の春1949(決勝時刻)C⑦誤殺~迷える羊の向かう先〜 C⑧はじめてのお別れ C⑨愛しの故郷 C⑩リメイン・サイレントC ⑪ロスト・イン・ロシア (10本 すべて竜のマーク付き中国映画です) 第21回 東京フィルメックス(F) F⑥無聲 F⑬日子 F⑮七人楽隊 F㉑デニス・ホー:ビカミング・ザ・ソング F㉒平静(台湾・香港中心に中国語または中国語圏映画) 第33回 東京国際映画祭 TIFF(T) T⑫アラヤT⑭チャンケーよそ者T⑯恋唄1980T⑰愛で家族に~同性婚への道のり(同愛一家)T⑱悪の絵 T⑲ノー・チョイス T⑳兎たちの暴走 T㉓弱くて強い女たち(孤味)  T㉔おらおらでひとりいぐも T㉕足を探して (これも⑲㉔を除いて中国語圏映画中心でした) 映画につけた番号は3本の映画祭の通し番号、一番最後の番号は今年になって劇場で見た映画の通し番号です。イチ押し映画?だけ★つけています。あくまで個人的好みですが…。        *************************** C①若者たちの賛歌(老師・好) 監督:張栾 主演:于謙 湯梦佳 王広源  2019中国112分    1985年の高校生活、「南宿中学」は有数の進学校でしかも比較的裕福な家の子たちが多い感じなのか、生徒たちの来ている洋服が1985年の中国とは思えない小ぎれい、おしゃれさ。(でも体育着を着て体育を受けて入る生徒は例外で皆私服の普段着のまま) そして現れた苗秋(この名で生徒たちが笑うのはよくわからない、女っぽい名前だというセリフはあり)という中年教師の造形の妙というか、とにかく上昇志向で、成績の特にいい生徒には後押しして(ほぼえこひいき)気に入らない生徒はいじめ?ことば使いから化粧その他もろもろ徹底的に摘発、立た