投稿

【勝手気ままに映画日記】2021年4月

イメージ
久しぶりの山上からの富士山、手前はアセビ満開(4月10日表丹沢塔ノ岳) 奥から二の塔・三の塔・烏尾山・行者が岳と縦走してきて塔ノ岳から 塔ノ岳頂上からの大山 相模湾方面もよく見えて快晴! ①ノマドランド②マンク③アウステリッツ④騙し絵の牙⑤ヒトラーに盗られたうさぎ⑥国葬⑦旅立つ息子へ➇きまじめ楽隊のぼんやり戦争⑨アンモナイトの目覚め⑩緑の牢獄⑪街の上で   デカローグ⑫2ある選択に関する物語⑬3あるクリスマスイヴに関する物語⑭4ある父と娘に関する物語⑮5ある殺人に関する物語 ⑯6ある愛に関する物語 ⑰7ある告白に関する物語  ⑱きみが死んだあとで⑲狼をさがして⑳デカローグ1ある運命に関する物語㉑椿の庭㉒グランパ・ウォーズ㉓狂徒㉔One Day いつか(有一天)㉕日常対話㉖ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌㉗ハイゼ家百年(Heimat ist ein Raum aus Zeit)㉘恋恋風塵 ご覧のとおりで3月末から4月にかけて、遠出はならず、かといってステイホームだけでは体がなまって老化が進む!😠というわけで、週末ごとに丹沢・箱根・南アルプスとあちこちちょこちょこ歩いていました。 4月25日 緊急事態宣言3波が発令されました。1000平米以上の映画館、商業ビル内に入っている映画館などは閉鎖休業中ですが、今月よく見たイメージフォーラム、ユーロスペース、K'Sシネマ、ポレポレ東中野などはがんばって営業中。これ幸い?に私も粛々映画館通い。満員だと少し心配な時もありますが、概ねこれらのホールは換気十分、食事は禁止、一人で来る人が圧倒的に多くておしゃべりもありませんのであまり心配していません。 4月は26本(1本60分の『デカローグ』シリーズ7本も含めてですが)日本映画➇⑪⑱㉑の5本、中国語圏映画⑩㉔㉕㉘4本でした。③➅⑩⑱⑲㉕㉗はドキュメンタリー(よく見た方?)『デカローグ』の残り3本は5月に見る予定。 ★はあくまで個人的感想ですが、★なるほど! ★★いいね! ★★★おすすめ!というところでしょうか。各項最後、映画館名の後は今年になって劇場で見た映画の通し番号です。 ①ノマドランド 監督:クロエ・ジャオ 出演:フランシス・マクドーマンド デヴィッド・ストラザーン リンダ・メイ スワンキー ボブ・ウェルズ 2020米 108分 ★★ 2020年ベネチア金獅子賞受賞のディ

【勝手気ままに映画日記】2021年3月

イメージ
春霞・・・もやもや富士山(@高尾山から 3月11日)                        神奈川・厚木近くの里の春(3月30日) ①レンブラントは誰の手に②ある殺人、落葉のころに③春江水暖④少女ムシェット⑤ステージ・マザー⑥あのこは貴族⑦夏時間➇ターコイズの空の下で⑨私は確信する⑩ラモとガべ⑪タルロ(塔洛)⑫空に聞く⑬亮亮と噴子⑭息の跡⑮波のした、土のうえ⑯小死亡⑰夏の夜⑱ラブリー・マン⑲WHOLE⑳ビバリウム㉑ミナリ㉒陽に灼けた道(太陽総在左辺)㉓生きろー島田叡 戦中最後の沖縄県知事 ⑩⑪㉒ チベット映画祭(岩波ホール) ⑫⑭⑮ 小森はるか特集(ポレポレ東中野) ⑯⑰⑱⑲ 大阪アジアン映画祭・オンライン座 ★はもちろん個人的好みということで…。各映画末尾の番号は今年になって基本的に劇場で見た映画の通し番号です) ①レンブラントは誰の手に 監督:ウケ・ホーヘンダイク 出演:ヤン・シックス エリック・ド・ロスチャイルド男爵 ターコ。デイビッツ(アムステルダム国立美術館)エルンスト・ファン・デ・ウェデリング教授 バックル―公爵 2019オランダ(オランダ語・英語・仏語)101分 レンブラントの3つ(4枚)の作品の「持ち主」をめぐるドキュメンタリー。1枚目は読書をする老人?の小品で持ち主のバックル―公爵は高額で入手したいという美術館の要請などには目もくれず、屋敷の暖炉の上にこの作品を掛けてひたすらに愛でる。もう一つは肖像画にも描かれたヤン・シックスの11代目の子孫で代々画商を営む家系?のヤン・シックスが競売で求めた絵を鑑定し実はレンブラント作品だと発表してからの真贋問題の中でのごちゃごちゃ。そして最後は2枚組の等身大の夫婦の絵が売りに出され1億6千万€とかの値がついたこの絵をアムステルダム国立美術館とルーブル美術館が争奪戦、結局政治的解決で共同購入することになり絵がオランダとフランスを行ったり来たりするという、この3つの絵画所蔵のしかたみたいなものが並列的に描かれる。 なかなかに興味深い世界だけれど、うーん。アートの価値に命を懸けるみたいな世界は、金もなく命に限りもある(永遠の所蔵なんてできないし)人間にはとっても踏み込めない世界だなあなどと、まあこういう映画で拡大されたレンブラントの画面を見ることにせめて喜びを見出したいと思う。それにしてもかつて、ウフッツイ美

【勝手気ままに映画日記】2021年2月

イメージ
  今月の富士山―高尾山〜小仏城山途中のもみじ台から、ちょっと恥ずかし気に小さい… またの日の「しっかり」富士山! コロナ終結までは遠出自粛ということで、2月も近くの高尾山通いを続けています。富士山の撮影アングルもいろいろ探すのですが、少し飽きてきた??感じもあります。 スキーはとうとう一度もせずに今シーズンが過ぎて行きそう。 3月に入ると大阪アジアン映画祭ですが、これも今年は自粛かな、一応支援のつもりで会場には行けないけれど応援したい人用のサポーターチケットというのを購入しました。 ①わたしは分断を許さない②わたしの叔父さん③ハッピー・バースデイ 家族のいる時間④天空の結婚式⑤天国にちがいない⑥フリーダ・カーロに魅せられて⑦ヤクザと家族➇ウォーデン 消えた死刑囚⑨ジャスト6・5 闘いの証⑩花束みたいな恋をした⑪草原の風船⑫秘密への招待状⑬すばらしき世界⑭ブリング・ミー・ホーム 尋ね人⑮劇場版 殺意の道程⑯聖なる犯罪⑰佐々木、イン、マイマイン⑱ファースト・ラブ⑲世界で一番しあわせな食堂⑳マリアの息子㉑私の娘の香り㉒シェへラザードの日記㉓ラシーダ㉔結婚式、10日前㉕ミナは歩いていく㉖汝は20歳で死ぬ㉗ニューヨーク・親切なロシア料理店 今月の映画は27本。➇⑨はイラン映画、それに後半のイスラム映画祭6の⑳㉑㉒㉓㉒㉓㉔㉕㉖を含め、イスラム圏の映画をたくさん見た月になりました。★3つ…すごーく好き。 ★2つ…お勧めかも ★1つ…いいよ! という個人的意見です。各映画最後のNOは今年に入って映画館で見た映画の通し番号です。 ①わたしは分断を許さない 監督・撮影・編集・ナレーション堀潤 2020日本 105分 1年前の公開から気にはしつつなかなか見に行くチャンスがなかったので、深夜0時の発売を待ってチケット予約しようとするとすでに10人近い先客が購入済みで驚いた!ということで時間に行くと満席(ただしポレポレ東中野は現在一つ置き販売なので実際は席の半分なのだが)しかも平日午後若い人が多いのにも驚く。テレワーク中?自宅待機中?で、なんかすごく人気のある監督なのかな?予定外に映画の前になんと25分くらいのトークショーつき。村上某氏(有名人なのかな?私は知らないがトークショーなども予定されているとか言っていた)と掛け合いで延々。落ち着いて聞けばなかなか興味深い話なのだろうが、次に予定も

【勝手気ままに映画日記】2021年1月

イメージ
  やっと遭遇した!今年最初の「高尾富士」(1月8日) 2回目はちょっと春霞?いい雰囲気です(1月22日) 2回目の緊急事態宣言で、山も、いつもなら気もそぞろのはずのスキーもほとんどパーというか、予定がたちません。最近は「人込みにも行っていない、会食もしていない、なんで感染したのかわからない」という感染者の方が増えているようで、となれば自分だっていつなるか、または気づかず人にまき散らすかわからないし…と思うとついつい自粛ムードになってしまいます。仕方がないので我が家の庭?みたいな高尾山にせっせと通い、時どきに変わる富士山の表情を楽しむしかないかな?帰りは高尾山口の温泉で一杯!それが楽しみ…です! ①れいわ一揆②ルーブル美術館の夜 ダ・ヴィンチ 没後500年展③この世界に残されて④香港画⑤シカゴ7裁判⑥陶王子2万年の旅⑦声優夫婦の甘くない生活⑧大人の事情 スマホをのぞいたら⑨おとなの事情⑩八千里の雲と月⑪青春祭⑫未完成喜劇⑬雑居アパート大騒動⑭追魚⑮舞台の姉妹⑯マーティン・エディン⑰私の一生⑱新感染半島フィアナル・ステージ⑲八百屋の恋⑳嵐の夜㉑三毛流浪記㉒紅色娘子軍㉓小田香特集『短編集』㉔セノーテ(TSONOT)㉕キーパー ある兵士の奇跡㉖キング・シーヴズ㉗スタント・ウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち㉘どん底作家の人生に幸あれ! ⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑰⑲⑳㉑㉒は国立映画アーカイブで行われた特集『中国映画の展開 サイレント期から第五世代まで』で見たものです。ちょこちょこ通って11本! ㉓小田香『短編集』は5本の短編ですが、1回鑑賞ということで。 (最後尾の番号は今年見た映画の通し番号です) ★1つは「ちょっと好き」★★は「なかなか」★★★は「ぜひぜひおすすめ」ですが最近は映画の見方が下手になったのか?なかなか★★★がつきません… ①れいわ一揆 監督:原一男 出演:やすとみ歩 山本太郎 2019日本 248分 劇場公開では、内容というよりあまりの長さに腰が引け、時間も取れず見ていなかったが、元旦1日やっていたCSの「このドキュメンタリーすごい」という特集(主に東海テレビ制作の作品)の最後に、1日夜から2日にかけてやったので、満を持してという感じで準備をしてみた。 内容は2019年夏の参議院選で話題をさらったれいわ新撰組の選挙活動のようすを候補者の一人女性装の東大教授安富