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【勝手気ままに映画日記】2021年2月

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  今月の富士山―高尾山〜小仏城山途中のもみじ台から、ちょっと恥ずかし気に小さい… またの日の「しっかり」富士山! コロナ終結までは遠出自粛ということで、2月も近くの高尾山通いを続けています。富士山の撮影アングルもいろいろ探すのですが、少し飽きてきた??感じもあります。 スキーはとうとう一度もせずに今シーズンが過ぎて行きそう。 3月に入ると大阪アジアン映画祭ですが、これも今年は自粛かな、一応支援のつもりで会場には行けないけれど応援したい人用のサポーターチケットというのを購入しました。 ①わたしは分断を許さない②わたしの叔父さん③ハッピー・バースデイ 家族のいる時間④天空の結婚式⑤天国にちがいない⑥フリーダ・カーロに魅せられて⑦ヤクザと家族➇ウォーデン 消えた死刑囚⑨ジャスト6・5 闘いの証⑩花束みたいな恋をした⑪草原の風船⑫秘密への招待状⑬すばらしき世界⑭ブリング・ミー・ホーム 尋ね人⑮劇場版 殺意の道程⑯聖なる犯罪⑰佐々木、イン、マイマイン⑱ファースト・ラブ⑲世界で一番しあわせな食堂⑳マリアの息子㉑私の娘の香り㉒シェへラザードの日記㉓ラシーダ㉔結婚式、10日前㉕ミナは歩いていく㉖汝は20歳で死ぬ㉗ニューヨーク・親切なロシア料理店 今月の映画は27本。➇⑨はイラン映画、それに後半のイスラム映画祭6の⑳㉑㉒㉓㉒㉓㉔㉕㉖を含め、イスラム圏の映画をたくさん見た月になりました。★3つ…すごーく好き。 ★2つ…お勧めかも ★1つ…いいよ! という個人的意見です。各映画最後のNOは今年に入って映画館で見た映画の通し番号です。 ①わたしは分断を許さない 監督・撮影・編集・ナレーション堀潤 2020日本 105分 1年前の公開から気にはしつつなかなか見に行くチャンスがなかったので、深夜0時の発売を待ってチケット予約しようとするとすでに10人近い先客が購入済みで驚いた!ということで時間に行くと満席(ただしポレポレ東中野は現在一つ置き販売なので実際は席の半分なのだが)しかも平日午後若い人が多いのにも驚く。テレワーク中?自宅待機中?で、なんかすごく人気のある監督なのかな?予定外に映画の前になんと25分くらいのトークショーつき。村上某氏(有名人なのかな?私は知らないがトークショーなども予定されているとか言っていた)と掛け合いで延々。落ち着いて聞けばなかなか興味深い話なのだろうが、次に予定も

【勝手気ままに映画日記】2021年1月

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  やっと遭遇した!今年最初の「高尾富士」(1月8日) 2回目はちょっと春霞?いい雰囲気です(1月22日) 2回目の緊急事態宣言で、山も、いつもなら気もそぞろのはずのスキーもほとんどパーというか、予定がたちません。最近は「人込みにも行っていない、会食もしていない、なんで感染したのかわからない」という感染者の方が増えているようで、となれば自分だっていつなるか、または気づかず人にまき散らすかわからないし…と思うとついつい自粛ムードになってしまいます。仕方がないので我が家の庭?みたいな高尾山にせっせと通い、時どきに変わる富士山の表情を楽しむしかないかな?帰りは高尾山口の温泉で一杯!それが楽しみ…です! ①れいわ一揆②ルーブル美術館の夜 ダ・ヴィンチ 没後500年展③この世界に残されて④香港画⑤シカゴ7裁判⑥陶王子2万年の旅⑦声優夫婦の甘くない生活⑧大人の事情 スマホをのぞいたら⑨おとなの事情⑩八千里の雲と月⑪青春祭⑫未完成喜劇⑬雑居アパート大騒動⑭追魚⑮舞台の姉妹⑯マーティン・エディン⑰私の一生⑱新感染半島フィアナル・ステージ⑲八百屋の恋⑳嵐の夜㉑三毛流浪記㉒紅色娘子軍㉓小田香特集『短編集』㉔セノーテ(TSONOT)㉕キーパー ある兵士の奇跡㉖キング・シーヴズ㉗スタント・ウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち㉘どん底作家の人生に幸あれ! ⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑰⑲⑳㉑㉒は国立映画アーカイブで行われた特集『中国映画の展開 サイレント期から第五世代まで』で見たものです。ちょこちょこ通って11本! ㉓小田香『短編集』は5本の短編ですが、1回鑑賞ということで。 (最後尾の番号は今年見た映画の通し番号です) ★1つは「ちょっと好き」★★は「なかなか」★★★は「ぜひぜひおすすめ」ですが最近は映画の見方が下手になったのか?なかなか★★★がつきません… ①れいわ一揆 監督:原一男 出演:やすとみ歩 山本太郎 2019日本 248分 劇場公開では、内容というよりあまりの長さに腰が引け、時間も取れず見ていなかったが、元旦1日やっていたCSの「このドキュメンタリーすごい」という特集(主に東海テレビ制作の作品)の最後に、1日夜から2日にかけてやったので、満を持してという感じで準備をしてみた。 内容は2019年夏の参議院選で話題をさらったれいわ新撰組の選挙活動のようすを候補者の一人女性装の東大教授安富

【勝手気ままに映画日記】2020年12月

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あけましておめでとうございます。 我が家隣り!の大國魂神社の新年風景  荒れ狂うコロナ、政権が変わっても相変わらずの無策と虚偽。滅茶苦茶としか言えない香港情勢、どこを見てもつらく苦しい2020年でした。今年こそはすべてが好転して、自由に動き発言できるよき年になりますように。ご健康・ご多幸、そして平和を祈ります。 低山歩きはあいかわらず。長者ヶ岳の頂上からの富士山と田貫湖 コロナ禍のおかげ?で多分一生経験しなかっただろうリモート授業も経験。 新しいことに挑戦できたのをよしとしたいと思っています。 ①エイブのキッチンストーリー②THE CROSSING 香港と大陸をまたぐ少女③ぶあいそうな手紙④海の上のピアニスト⑤シリアにて⑥燃ゆる女の肖像⑦魔女がいっぱい⑧サイレント・ ト ーキョウ⑨プリズン・サークル⑩もったいないキッチン ⑪ブリッド・マリーの幸せなひとり立ち⑫鬼滅の刃 無限列車編⑬シチリアーノ裏切りの美学⑭ジョン・ラーべー~南京のシ ンドラー⑮愛について、東京⑯独立愚連隊⑰靴ひも⑱ミセス・ノイズィ ⑲ノッティングヒ ルの洋菓子店⑳コロンバス㉑BOLT㉒夢見るように眠りたい ㉓ワンダー・ウーマン84 ㉔GOGO94歳の小学生㉕ソング・トゥ・ソング㉖ウェンディ&ルーシー㉗また、あなたとブッククラブで(BooK Club)㉘パリのどこかであなたと㉙フェリニーニのアマルコルド ㉚青春群像㉛リ バー・オブ・グラス㉛81/2㉜私をくいとめて ㉝ミークス・カットオフ なにやかや、しているうちに33本。 12月の中国語圏に関連する映画は「中国映画の展開」で見た⑭⑮⑯(後の2本は日本映画)を含めて4本だけでした。日本映画は⑧⑨⑫⑮⑯⑱㉑㉒㉜の9本、フェデリコ・フェリーニ特集3本と、ケリー・ライカート特集3本の出会いも面白かったです。 ★1個は「うん!なかなか」★★「すばらしい!」★★★「もう一度見たいほどすばらしい!」はあくまで個人的感想ですが…各映画末尾の番号は今年劇場で見た映画の通し番号です。全部で259本でした。コロナ閉鎖の2か月間もありましたからまあまあ頑張った!?) ①エイブのキッチンストーリー 監督:フェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ 出演:ノア・シュナップ ショア・ジョルジ 2019米・ブラジル 85分 イスラエル系(ユダヤ人)の母とパレスチナ系(アラブ人)の父を

【勝手気ままに映画日記】2020年11月

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やっと見ました!久しぶりの富士山全貌。富士山麓西寄りの長者ケ岳のから。ここから見る富士山は雪もなく真ん中には深い亀裂も走って、ちょっと普段見ないような容貌です。11月21日。紅葉もなく …真下の青いのは田貫湖です。 田貫湖から。こちらは紅葉アリ   ①テネット②Malu 夢路③シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい④私たちの青春、台湾⑤罪の声⑥青銅の基督⑦アイヌモシリ⑧ストリー・オブ・ライフ 私の若草物語⑨ストックホルム・ケース⑩旅愁⑪わたしは金正男を殺してない⑫粛清裁判(Assassins)⑬繻子の靴⑭ホモサピエンスの涙⑮アーニャはきっと来るーユダヤ人を救った少年の物語⑯パピチャ   映画祭が終わった11月12日以後のラインナップです。★1個は「うん!なかなか」★★「印象的!」★★★「すばらしい!」ということで。あくまで個人的な偏った意見=好み?ですが。 ①テネット 監督:クリストファー・ノーラン 出演:ジョン・デヴィド・ワシントン ロバート・パティソン エリザベス・デヴィッキ ケネス・ブラナー 2020米 150分 「時間の逆行」がテーマというが、今までのノーラン映画に比べると異世界性?が少ない感じ。時間に逆行した世界では車も逆走したり、人も後ろ向きに進んだりはするが、車はともかく人は遠景が多いし割とギクシャクしてわざとやっている?ふうに見えなくもない。 キモは、未来から来た自分とっ過去の自分が対決するとか、自分が今なぜやっているかわからないことが実は未来の自分の指令だったとか。秘密の多そうな同僚?・友人が実は未来からきていて異次元同士の共同作業的行動だったりというような、人間関係の感覚差みたいなものだろうか。 最後のにプルトリウムのアルゴリズムンをなんとか奪回して世界を破滅から救う主人公と、実は未来から来た同僚が、さらに未来のために身を犠牲にし、去っていく―将来また会おうと言い残しというシーン辺りでなんかちょっと感動してしまうというか、そういう要素はうまく盛り込んでいる。ヒロインもまた未来から幼い息子を救い夫(これが黒幕)を殺すために過去に戻り、遠くから息子と自分の姿を見るシーンがあったり、なんかそういう人間的な感情部分がこういう映画にしてはメロドラマっぽくうまく盛り上げられている気がした。それにしても結構長い150分     (11月12日 府中TOHOシネマ