【勝手気ままに映画日記+山ある記】2026年4月(中途速報版)
花の高尾山~小仏城山—モクレン・タチツボスミレ↑/地面には水仙、ムスカリの群生も↓
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| 桜は、もうちょっと? |
/6号下りではマムシグサ(テンナンショー)も/シカシ、一丁平の桜はまだイマイチ?でした↓
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【4月の山ある記】日付の前の番号は今年になって何回目の山行かを示しています。
⑩4月3日 高尾山~小仏城山
稲荷路登山口(9:00)…➡稲荷路…➡稲荷山(9:40)…➡5号路…➡もみじ平(10:30)…➡一丁平(11:00ー11:30昼食)…➡小仏城山(670.4m 11:50~12:20コーヒー)…➡(往路下山)…➡6号路…➡清滝駅(14:20)
5h20m 11.8㎞ ↗810m↘796m コース定数21(ふつう)平均ペース130-150%(速い)【ヤマップデータ】 ソロ登山
今年3回目の高尾山方面は10回目の山行。足の痛みを抱えながらの山歩きも10回目ということになるが、痛いからと言って歩かないと本当に歩けなくなってしまうのではないかと不安もあり、テーピングと先週から始めた飲み薬で。ひどくはならないが、まだ効くかどうかは未知数。その確認も兼ねて出かける。
前回1月に続いて稲荷山経由で。ちょうど花の季節ということもあり、数日振りの好天ということもあり、人出は比較的多い。足を踏んで、痛みに見舞われるのが怖くゆっくり歩きなので、行きはけっこう大勢に追い越されるというより道を譲りゆっくりゆっくり。人が多いだけだろうと高尾山頂は避け、直下を捲いている5号研究路からもみじ平方面、富士山は霞んで雲の縞模様がかかっている。一丁平、ここは桜の名所のはずなのだが、まだちょっと早いようで5分咲き?という感じ。ここで早めに昼(持参のカップ麵など)を食べ、がんばって小仏城山まで歩くことにする。城山には裏のトイレ側へ続くまき道で、時間的にも普通の速さであがる。山頂で店が開いていれば飲むことにしているコーヒーを1杯、大満足。花はピンクの花をつけたモクレン、赤い椿、地上の水仙などは咲いていたが、やはりまだ季節が早いという感じで木の花や桜などはまだまだこれから?4月は後半もう一度…かな。
足は、おなかを引っ込めやや前傾で歩けば、特には痛まないことを発見。城山~高尾山の間でいろいろ研究しながら歩く(ストックはいつも通り1本だけ)。のどかな陽気にまあまあ大満足(気候にも、自身の歩きにも)の山歩きだった。歩いてみるとヤマップデータでは平均ペース130-150%。まだまだ大丈夫じゃん!
【4月の映画日記】
①ペンギン・レッスン ②ペリリュー 楽園のゲルニカ ③日記 愛する人たちへ ④エルジ ⑤ザ・ブライド ⑥ジャスト・ライク・アット・ホーム
⑥ジャスト・ライク・アット・ホーム
監督:メーサーロシュ・マールタ 出演:ヤン・ノヴィツキ ツィンコーツィ・ジュジャ アンナ・カリーナ 1978 ハンガリー 109分
冒頭は山腹?の放牧場にいる牛の群れをかき分け、ぶつかりそうになってよけながらーというよりむしろ牛のほうが逃げているー自転車で下る男(主人公アンドラーシュ)で、この男の無頼性というかワガママ性を表している?アメリカ帰りというこの男が両親の住む村に戻り、畑仕事を手伝いなどしながら、放し飼いされている犬、ついでその飼い主の少女ジュジャに目をつけ、犬を介して二人の間に生まれる関係、あたかも父のようにアンドラーシュに親しみつつ、間に入るアンドラーシュがおとなの女性としてつきあいたいアンナに嫉妬するようなようす、また一方のアンドラーシュがこの少女を手元においておきたがり、2人ともパンツ1つという感じで泳ぎを教えたり、後半では彼女を引取ってブタペストに移り住んでの二人暮らし、丸裸にした彼女を浴槽に立たせて髪を洗ってやったりとか…10歳前後?とはいえ胸もちょっと膨らんできているような少女に、おいおいアブナイゾ…と感じさせるような執着ぶっりで、なんかなあ。この男はそれこそ「家にいるような」安楽を彼女に求めているというのが題名の由来みたいだが、そんなふうに行くか?行かないぞ?と思うのだが。両親をソ連で拉致収容され、父とは結局再開できずに終わったというローサーメシュ監督は、この映画に「父へ」という献辞をつけているので、監督の知らない望んだ「父」がこんな男?ー③『日記』のユリとヤーノシュもまさに同じ役者が演じて10年後(ただし設定された年代は『日記』の方が古い(40年代から)という感じで、こちらは男がやや老いた?感じに描かれていることもあって、ヘンな関係と言いつつそれほどでもない「師弟感」もあったー、こちらはとにかくナマナマしい感じもあって、なんかキモチ悪さのほうが先に立つ。今だったら男の方はあっという間に検挙の小児性愛的世界のようにも思うが、この時代70年代ってそのあたりの感覚はいまと随分違ったのか…ともあれ未見の『日記ー子供たちへ』はみておかなくては…(4月5日 下高井戸シネマ 088)
⑤ザ・ブライド
監督:マギー・ギレンホール 出演:ジェシー・パックリー クリスチャン・ベール アネット・ベニング ペネロペ・クルス ピーター・サースガード ジェイク・ギレンホール
2026アメリカ 127分 ★
時は1930年頃のシカゴ。犯罪組織のボス・ルビーノの周囲にたむろすような感じで酒場に集う人々の中、ルビーノをものともしないような態度・行儀でその場にいるアイダという女性、男たちに歯向かい、怒りを買って階段から突き落とされて死ぬ。
いっぽう130年孤独に生きてきたフランケンシュタインのモンスターは父の名を名乗り、時の女性研究者ユーフォロ二ウス博士を訪ね、伴侶を作ってくれるように頼むー要は『フランケンシュタインの花嫁』をベースにしているわけで、アイダ/ブライドを演じたジェシー・パークリングが二役で、彼女が呼びかける原作者メアリー・シェリーを演じている―が、…そして博士が墓から掘り出したのが殺されたアイダというわけだが、記憶を失って自身の名も覚えていない彼女が、生きていた時のまま、他人の伴侶として従ったり頼ったりするような女性ではなく、自身の意志をはっきり持って、従わせたようとする男たちに立ち向かうような「モンスター」としてよみがえるところがこの映画のミソか…。もちろん伴侶がほしかったフランク(フランケンシュタイン)だが、彼も孤独を抱えるむしろ優しい男として描かれ、ブライドの傍若無人ぶり?に振り回される気配もある。暴力的な男たちに組み敷かれそうになり抵抗する彼女を助けてフランケンは相手を殴り殺し、「バケモノ」として二人が滅茶苦茶な逃避行に出るのが後半。追いかけるのはやはり女性として正当に評価されることはなく鬱屈しつつ、しかし力を発揮する女性刑事で、再生をつかさどる博士も含め、この映画は男社会での虐げられ疎外された立場の女たちが異をとなえ立ち上がるというか滅茶苦茶に抵抗する映画として作られいる。終わりの方で女たちがブライドと同じ刺青メイクを顔につけ、腕を組んで歩く姿や、ブライドが「Me too!」と連呼する姿なんかもあって、まさになるほどという、主張が込められているのである。フランケンシュタインが映画ファンでロニー・リードという役者にあこがれ、拠り所としているという設定なども、象徴的にこの映画の立場を表しているように思われ、マギー・ギレンホールの「MeToo」運動の一つの表現として作られているようだ。でもとにかくアクティブでポップで滅茶苦茶感もあってなかなかに楽しめた。ジェシー・パックリーは間もなく公開(東京国際映画祭の話題作だったがチケット取れず)の『ハムネット』も楽しみにしているところ。(4月4日 TOHOシネマズ府中 087)
④エルジ
監督:メーサーロシュ・マールタ 出演:コバーチュ・カティ 1968ハンガリー 84分 35mモノクロ
うーん、これはダメだ!ついていけない。施設で育ち工場で働く女性。前半は幼時に別れた実母が結婚して新たに作った家庭を訪ねて行くが、娘の存在を隠している母は家族には姪と偽り、家族はブタペストからきた姪を歓待する。そのままの状況で、家を抜け出し帰っていく彼女は、行きにも列車の中で出会った男の家についていきベッドをともにするが、さっさとひきあげる。というわけで後半はそのように投げやりというか無気力というか、怒っているような表情でのいわば男性遍歴?といってもかりそめのつきあいが描かれ、途中金もなく彼女にたかりながら、彼女の両親が死んだと知らせる男が現れたりして、彼女の孤児ぶりというか、そういう意識のありように分け入っているのだろうが…。そして根無し草的?な彼女の孤独感みたいなものは伝わっては来るのだけれど…ずーっとこういう一生だったらたまんないなぁ(とはいえ、それが一生続くものとも思えないが)。(4月2日メーサローシュ・マールタ監督特集第2章 下高井戸シネマ 086)
③日記 愛する人たちへ
監督:メーサーロシュ・マールタ 出演:ツィンコーツイ・ジュジャ ヤン・ノビツキ
1987 ハンガリー 132分カラー・モノクロ ★
先月に続くメーサーロシュ・マールタ特集(第2章)だが、この映画は日記3部作の2部にあたる。映画上映日の都合で、1部~3部順番には見られそうもないことがわかり、とりあえず見られる2部からということで…ちょっと心配だが。ハンガリーから幼時父母に連れらソ連に移ったユリが、母を亡くし父は捕らえられて行方知れずのままハンガリーにもどり、養母で共産党幹部のマクダから離れるがごとくソ連の、勧められた経済学部でなく、映画学部に入学し、映画監督への道を歩み始める章。彼女が慕うヤノーシュは収監中で、彼女はヤノーシュの車椅子の息子と関係を持つーなんか、意外と奔放?だなあ。中途スターリンが亡くなり政治犯は解放されヤノーシュも帰ってくるが…。ソ連の貧しい暮らしの実態を描いた彼女の卒業制作のドキュメンタリーが映画大学の教授人にけちょんけちょんに批判される先行き不安なラストまで。1~3部の流れの中で見た方がいいのだろうが、この1本でベルリン銀熊賞も取っているという完成されたドラマとして見ても大丈夫?87年作品でベルリンの壁崩壊の直前ということになり、スターリンの支配するソ連社会での若者の生活を描いているとはいうものの、それを称揚しているわけではないーマグダの描き方(党本位の冷徹?な女?)なんかにもそれは現れているのだろうが、でも雰囲気としてはやはりソ連の映画かな?普通のドラマ部分はカラーだが、ソ連の行事とか歴史的事象の映像は、実在をそのまま使った白黒、そこにドラマの登場人物が白黒ではめ込まれているという描き方もちょっと面白い。
(4月1日 メーサーロシュ・マールタ監督特集第2章 下高井戸シネマ 085)
②ペリリュー 楽園のゲルニカ
監督:久慈吾郎 出演:板垣李光人 中村倫也 2025日本 106分 アニメーション ★★
太平洋戦争末期の激戦地パラオ・ペリリュー島で米軍の猛攻に追い詰められ、島内の洞窟に作られた要塞にこもって、2年近く、大勢の兵が死に最後に34人が投降したという史実を、若い「功績係」(戦死を勇猛な美談にしたてて留守家族への報告とした)の眼を通して描く。
出だしはそれこそ風光明媚な楽園のアニメーション映像で、あ、なるほどアニメで戦争を描いたのはこういう効果も狙ったのかと納得しつつ…。兵士たちはいかにもマンガ的風貌の4頭身ぐらいのキャラクターで描かれこれもとても兵隊には見えないのだけれど、それだけにアニメに出てくるようなちょっととぼけたフツウの若者というより「男の子」たちが自身の思いとは別に戦争に巻き込まれていく様子が、意外に感情的に描かれることになり、また爆弾爆発や、銃撃戦などのすさまじさも図案化されているとはいえ実写の生々しさとは別のリアリティを感じさせるので、あ、なるほど…こういう描き方により戦争反対平和への希求を表す方法もあるのだなとは思わされる。やはり戦後80年たって戦争に行った人はもちろん、戦争を知っている人さえ数少なくなった現代ゆえに出てきた表現だろうし、それゆえの発言の力というものも信じたい気がする。自宅近くでも長らくやっていたが、戦争の悲惨さや生々しい戦闘シーンをあえてアニメで見たくないなどとずっと行かなかった。しかし、3月あった大学時代のクラス会で、普段あまり映画を見ないような人の間でも話題になっていることを知り、ラストチャンス?に出かけてみたが、見てよかった。(4月1日 下高井戸シネマ 084)
①ペンギン・レッスン
監督:ピーター・カッタネオ 出演:スティーブ・クーガン ジョナサン・ブライス ビビアン・エル・ジャパ― アルフォンシーナ・カロッチオ 2024スペイン・イギリス 112分★★
予告編やチラシからは案外ほんわかした「動物愛護映画?」みたいに思われたが、実は1976年からのアルゼンチンのかの悪政・軍政-批判者が数多く拉致され、未だ行方不明の人も万単位でいるというー時代の暗く閉塞し、かつ不安・不安定に混乱した社会状況下での個人の生き方をペンギンが励ました?という実話ベースの物語だった。アルゼンチンの寄宿男子校に赴任した中年の教師が、政治的混乱の中で着任早々1週間休校になり、ウルグアイの海岸に遊びに行く。そこで知り合った女性(すぐにフラれるのだが)とともに重油まみれのペンギンを救うと、そのペンギンがついてきてしまうというわけだが、アルゼンチンに戻る入国手続きでも、戻ってからの学校の対応などについても表向き非常に官僚的に厳しいことを言いながら、役人も校長も上の顔色をうかがいながら面倒は避けたいという態度で、主人公がなんとか手放そうとするペンギンが結局ついてきてしまい、そのペンギンが不安な社会や学校状況で悩む人々の他人には言えないグチの聞き役になることにより結果としてその人々が、暗い政権下でも互いの助けになるような思いを持つにいたるという結末が、説得力ある脚本とペンギンの演技(2羽ぐらい?使っているとか聞いたが、いや名演技に驚く)でなるほどね、と腑に落ちてくる。映画の中では多少は政治批判をするが、大した活動家とも見えない学校の掃除婦の孫が、突然に警察に拉致され姿を消す。その場にいた主人公は「トム!助けて!」と呼びかけられながら動くことができず、その後悔も含めて行動が変わっていくのだが、このあたり、本当に恐怖政治が身近にあったこととを感じさせられ、自分が教師としてでも、そうでなくてもその場にいたらどうしただろうと思わされてしまうのである。(4月1日 下高井戸シネマ 083)








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