第26回東京フィルメックス(2025・11)
第26回東京フィルメックスは11月21日~30日に有楽町朝日ホール・ヒューマントラストシネマ有楽町を会場として行われました。昨年に引き続き(断るのを忘れて自動継続)のサポーターになりチケットのプレゼント券、先行予約権を得たうえに、今年はプレスIDもGetしたので、せっせと朝日ホールに通い、15本を鑑賞。疲れたけれど充実した1週間を以下に報告します! ①イエス ②太陽は我らの上に ③ヒューマン・リソース ④アミールの胸の内 ⑤家へ (回家) ⑥サボテンの実 ⑦女の子 (女孩) ⑧ラッキー・ルー(幸福之路) ⑨枯れ葉 ➉アメーバ ⑪左利きの少女 ⑫東北短編集 ⑬私たちの土地 ⑭The World of Love ⑮大地に生きる 中国語圏映画は6本。その他の作品も含めフィルメックスは考えさせられる問題を扱った映画が多くどれも力作ですが、いちおう★ナルホド、★★いいネ、★★★おススメ!もつけてみました。あくまでも個人的評価で、必ずしも受賞作品と一致しないのはいつものことです。上記作品中 赤字 が受賞作品。審査員特別賞を獲った日本映画『しびれ』(内山拓也監督)は時間が合わず未見。劇場公開待ちです。 それと、今回の特別招待作品のうちの1本 『手に魂を込め、歩いて見れば』 (セビデ・ファルシ監督 2025フランス・パレスチナ・イラン)は、賞の対象とはなりませんが、必見の一作と思われます。 12月5日から劇場公開されますが、すでに話題作になっていますので是非見にいきたいと思っていますが、★★★「おススメ」です! 公式サイト『手に魂を込め、歩いて見れば』 それではここから映画日記! ⑮大地に生きる(生息之地) 監督:霍猛 出演:汪尚 張楚文 張彦栄 2025中国 129分 ★★ 2025年40号の竜のマーク付き作品。1991年の河南省周口覇王台村、工業化の直前くらいの中国で目端の利く農村人は職をもとめて大都市に出稼ぎに出かける。一方の農村にもそろそろ機械化の波が届こうとはしているが、人々はまだ古い因習とか、伝統に従って暮らしている。主人公の少年徐閻の両親も、3番目の末っ子の彼を父の実家に預けて兄・姉だけをつれて深圳に出稼ぎに行っている。映画は大祖母?(なんか祖父母も曾祖母もいてさらに上の世代?何世代もが同居している感じで、人間関係が全然理解でき...