第18回大阪アジアン映画祭2023

3月15日~19日(おまけで20日に須磨アルプス歩き)行ってきました! ①四十四にして死屍死す(死屍死時四十四)②短編プログラムD③ジソク、映画祭を続ける④流水落花⑤白日青春➅本日公休⑦リメンバー➇黒の教育⑨ライク&シェア⑩私だけの部屋 ⑪香港ファミリー(過時、過節) ⑫深夜のドッジボール(深宵閃避球) 今回見たのは12本、ちょっと少なめ、ゆったりめですがどれも見ごたえがあり楽しめました。 香港映画①④⑤⑪⑫ 台湾映画➅➇ 韓国映画③⑦ 香港映画『窄路微塵』は人気でチケットが取れず一般公開待ち、で香港映画の活躍が目立った映画祭だったかなと思います。 プログラムに名前の挙がっている映画は50本ほどですが、中国(大陸)の映画はカナダ・USA合作の短編『燕は南に飛ぶ』1本②だけ。この映画祭の方向性を示しているような気も。 見られなかったうちの15本くらいが日本映画でしたが、これは劇場公開待ち(もう始まっているものも)。コンペ部門のグランプリは⑨『ライク&シェア』で、これはインドネシア作品でした。 (各映画の末尾の番号は今年見た作品の通し番号です) ①四十四にして死屍死す(死屍死時四十四) 監督:ホー・チェクティン(何爵天) 出演:テレサ・モウ(毛舜筠)ロナルド・チェン(鄭中基)黄又南 ジェニファー・ユウ(余香凝)2023香港 119分 10日から始まった大阪アジアン映画祭のスペシャル・オープニングはABCホールでの開催初日ということらしい。映画の前に今回の映画愛参加の映画人30人余が登壇してのセレモニー付き。終わりに監督と主演男優黄又南(案外オーラ―が少ない?のでへー)のトーク付きでいかにも映画祭らしく見る。 話しとしては、さすが香港映画は死なない!と希望を持たせてもらえた感じ。ある高層(高級)マンションの14階、義母の購入したマンションに住む配送業者?ミンとCAの妻、それに一人娘、とオタクっぽい妻の兄の一家。夫婦はラブラブでこのマンションから何とか独立して別の家を持ちたいーそのためにこの母の家を抵当に入れてローンを組むというのはあまりに??で母はもちろん許さないーと書くといかにも深刻そうな家族ドロドロだがこの描き方がリアルではないがぶっ飛んでいて上手い! さてそんな一家の前に深夜突如出現した全裸の男性の遺体。自家の前で発見すると事故物件となり部屋の資産価...