【勝手気ままに映画日記】2019年9月
やっと好天の高尾山。でも富士山は見えない。本当なら木と木の間、右側の山あいあたりに見えるはずなのですが…秋が深まっていくのを楽しみに。また来月も見に行きたい。 こちらも高尾山で遭遇 ①引っ越し大名②工作 黒金星と呼ばれた男③僕はイエスさまが嫌い④共犯者たち⑤帰れない二人(江湖児女)➅ニッポニア・ニッポン⑦台風家族➇よこがお⑨ペトラは静かに対峙する➉北の果ての小さな村で⑪あなたの名前を呼べたなら(SIR)⑫ある船頭の話⑬狼煙が呼ぶ⑭見えない目撃者⑮ディリリとパリの時間旅行(吹替版)⑯命みじかし、恋せよ乙女⑰人間失格 太宰治と3人の女たち⑱アイネクライネナハトムジーク ①引っ越し大名 監督:犬童一心 出演:星野源 髙橋一生 高畑充希 濱田岳 松重豊 小沢征悦 西村まさ彦 及川光博 2019日本 120分 「超高速!参勤交代」シリーズを手がけた土橋章宏の時代小説「引っ越し大名三千里」が原作だそうで、これがどのくらいフィクションでどのくらい史実も入っているのかは、まあ眉唾なエンターテイメント。出て来る人々がみんな現代人だしね、それはそれで楽しめるのだけれど…引きこもりの書庫番だが誠実な知恵者(星野源は意外性なく演じている)と、ちょっと頭は軽そうだが滅法腕の立つ御刀番(髙橋一生、さすがに達者で、最後の立ち回りも楽しそう)が亡くなった元引っ越し奉行の出戻り娘の叱咤激励と知恵を借り(高畑充希もはまり役!可愛くて厳しく強いところが楽しい)姫路藩の豊後日田への石高半減という過酷な引っ越しをやり遂げるという喜劇。若者(といっても30代とか)が元気で、家老級の中高年がダメダメという感じの若者映画だね…。嘘っぽさも、描かれていないところがどうなっているのとかつつきだせばもちろんいろいろあるだろうが、とにかくまあ、頑張って引っ越し後、さらに2回にわたる引っ越し15年後までを描いて最初の引っ越しを集結させているというのもなかなか。ピエール瀧が、姫路に置いていかれ帰農し、15年後には迎えが来るも農民として姫路で生きる決意をするという藩士を演じている。彼もこれで映画界に帰参ということか??(9月1日 府中TOHOシネマズ) ②工作 黒金星と呼ばれた男 監督:ユン・ジョンピン 出演:ファン・ジョンミン イ・ソンミン チョ・ジヌン チョン・ムテク...