秋の映画祭 2021/10〜11
いよいよ今年も映画祭開幕ー東京国際映画祭の会場も六本木から有楽町界隈に移り、有楽町駅前に看板とチケットブースが建ちました。ほぼ同時開催の東京フィルメックスの会場と近くなり、行ったり来たりがとてもラク。とはいえ限られた時間の中、あっちに行くか、こっちにするかで、悩ましいのは相変わらずでした。日本橋での中国東京映画週間も合わせてご報告…もう終わって1週間以上もたってしまいましたが、仕事に追われ、間には山にも1日、ですっかり遅くなってしまいました。ちなみに隔年の山形国際ドキュメンタリー映画祭はオンライン開催。結局、オンラインだと「出かけない」分見られないという感じでした。 2020 中国・東京映画週間(C) ①1921②婚活ママ(尋漢計)③サヴァの向かう先 (薩瓦流淌的方向)④僕らが空を照らしたあの日 (燃野少年的天空)⑤こんにちは、私のおかあさん(你好 李焕英)➅トップ・オブ・ザ・シティ(大城大楼)⑦アウトブレイク〜武漢奇跡の物語〜(中国医生) 第34回 東京国際映画祭 TIFF(T) ➇アメリカン・ガール(美國女孩)⑨世界、北半球⑪リンボ⑱ムリナ⑲ヒメノアール⑳異郷の来客㉒箱㉓もろい絆 ㉔テロライザーズ 第22回 東京フィルメックス(F) ⑩瀑布⑫見上げた空に何が見える?⑬砂利道⑭ただ偶然の旅⑮永遠に続く嵐の年⑯永安鎮の物語集⑰アヘドの膝㉑時代革命 映画につけた番号は3つの映画祭の通し番号、一番最後の番号は今年劇場で見た映画の通し番号です、イチ押し映画?だけ★つけました。あくまでも個人的好みですが…。 C① 1921 監督:黄建新 鄭大聖 出演:陳坤 黄軒 王仁君 劉昊然 倪妮 2021中国 137分 中国共産党結成100周年、当然習近平称揚映画ということにもなるんだろうが、うまくできているよなあ。1921年にいたるまでと、結党後、多くが国民党に粛清される期間を経て国共内戦あたりのところはモノクロのドキュメンタリーっぽく撮った映像で挟み、間は陳独秀の陳坤、李達の黄軒、毛沢東の王仁君を中心に中国あちこちから建党のために上海に集まってくるイケメン(当時の平均年齢28歳とか)たちのあれこれ群像に、陳や李達の妻ら、理解と内助の功?(接待をしながら会議には加わらず、しかし内情はしっかりつかんで検挙の時などは働くって、男にとってすごい都合のいい...